Dangerous Zone

あるいは Cafe・Noir

迷走・妄想・艦長にカンパイ! 裏REVIEW

メインコンテンツのREVIEWは結構まじめに書いていますが、
ここではひたすら「ジェインウェイ艦長LOVE!」なカフェ・ノワールが
艦長の美しさ、可愛さ、優しさ、勇気、あふれる男気などなど、
誰が見ても思うであろうことから脳内変換したものまで、アヤシさ炸裂で書き散らしてます。
(警告:アンチのかたはすぐ引き返してください)

SEASON1 SEASON2 SEASON3 SEASON4 SEASON5 SEASON6 SEASON7

SEASON1

★遥かなる地球(ふるさと)へ

 初登場の艦長、若い〜〜。作戦室でマークにラブラブ通信する艦長、こんなカワイイ面があったのね〜。なのにマークはおっさん過ぎよ(爆)。うわさによるとPINKのナイティは彼のプレゼントだとか。婚約の記念に贈ったダンテの神曲より趣味がいいわ、ありがとうマーク!。ハリーに「サーやマムはイヤ、艦長と呼んで」と言うシーンの溌剌とした様子。トゥヴォックに「必ず連れて帰ってあげる」と言うシーンで見せた女性らしい優しさ。希望にあふれる艦長のフレッシュさに、正直言って驚いた。とはいえ急展開の事態に、迷わず対応するリーダーシップは終始一貫してる。ほんとーに雄々しいわ、艦長。チャコティとトムの間に割って入った時の迫力、怒れる戦士もこれで一目置いたんだろうなぁ。アレイ、オカンパの地表、地下都市、どこへ行くのも先頭切ってる。でも死にかけの管理者を諭す艦長は慈母だわね。ラスト、ブリッジで寄せ集めクルーに向かって力強くスピーチする艦長の男気に改めてホレ直し、7年の旅を見届けようと決意した。


★ワームホールの崩壊

 初登場のPINKのナイティだけど、着ているのが長い独白のシーンで、何を着ていても心を打つ場面。真夜中にプライベートでってのがいいんだよね。でもどっちかってーと衣装より長い髪のほうが色っぽいかな。ワンレングスは珍しいような?。タマネギ頭だと判りにくいけど、このエピ以外では、前髪はそれほど長くないと思う。


★転送・4万光年

 私服でいつものタマネギ頭じゃなくて、タイトな感じに結い上げた髪が美女ぶりをぐーんとUP。調子いいオトコの誘惑にちょっとよろめきかけ!?。トゥヴォックとベラナに超厳しい叱責。どれをとっても、ラストの辛そうな表情との落差が悲しいなぁ。


★幽体離脱

 セブンタイプの巻き込み型のヘアスタイル。ちょっとフケて見える?。でも別嬪だぁ〜(笑)。こんな美女に、素肌に両手置いて心配してもらっちゃって、副長ってばほんとーにシアワセモノ!!。艦長のステキな笑顔にクラクラ。艦長のアクションもかっちょいい!!。大きいトゥヴォックを殴り倒すのがなんとも言えずCOOL!。


SEASON2

★ミッシング1937

 好奇心旺盛な艦長。エンジン音に驚いて隠れるのがお茶目。思い切り良く着陸指示、を出すのが凛々しいわ。拳銃を向けられても平気のへー。艦の窓には青空が広がって、でもブルーな艦長。7万光年の彼方にクルーを遭難させた罪の意識。これまで殆ど見せなかった艦長の気弱な表情が切ない。副長のNICEフォローで心を決めて、それでも「この扉を開けるのが怖いわ」と。カラッポの貨物室を目の前にして、安堵のため息を漏らして、ちょっとウルウルして。後半にはこんなシーンはないよな。第6シーズンまで見てきてこれを見返すと、良くも悪くも艦長は誰よりも強く逞しく変わって行ったんだなと思う。正直言えばそれは悲しい。ブリッジに戻って「艦長が来られた」のトゥヴォックの言葉に戸惑う艦長。みんなあなたについて行くって決意を現したいのよ〜。力強く離陸を命じ、飛び立つヴォイジャー。宇宙艦の名前をヴォイジャー=航海者とは、よくも名付けたもんだわ。


★ボーサ人の攻撃

 仕事が山積で切れかけてる艦長コワイすぎ(苦笑)。一転してジェインウェイ・ラムダ1のバーレー卿に迫られる艦長、なんかハマってない?不倫でしょ?まあいいけど。普通でもゴシック小説ってなにげに怖いのに、一癖ありげなキャラの幻を見たらびびるよ。ナイフで襲ってきたオバサンもおっかないが、子供の方がマジ怖い。怯える艦長なんてレアなシーンに密かにニマニマ。クルー全員が幻覚のトリコになってるのに、一番長く見せられてる艦長が最後まで正気を保ったのはすごいかも。でもダメ押しのようにマークが目の前に現れて、あ〜ついに艦長までが(泣)。それにしても、なんつー切ない表情でマークを見るのかな〜艦長は。だからもっとハンサムな・・・(以下自粛)。エピローグ、ぼんやり物思いにふける艦長、幻覚でもマークに会えて嬉しかった?。現実を考えれば辛くなるだけだよね。


★レジスタンス

 ワープコアの必需品を値切る艦長、いい主婦になれまっせ。アクションシーンもカッコイイんだけど、あっさりやられちゃって(苦笑)。アブナイじいさんに次第にほだされていく艦長。最初に見たときに、2人の道行が始まったあたりで、これは涙腺を刺激しそうなエピだわと思ったら、そー来ますか。お色気作戦ね(笑)。どこやらの検査官を騙くらかすのと違ってイマイチ本気じゃなかったのか、お色気度は低かったけどね。でも脚線美は相変わらずですなぁ。じいさんに「いい作戦だ」と言われて見せた茶目っ気タップリの笑顔にノックダウン。ボロボロのトゥヴォックを案じるのも優しげでいい。妻子が既に死んでることを聞き、痛ましそうに彼を見る艦長。死に行くじいさんに付いた優しい嘘、それ以外かけられる言葉はないよね。艦長がハッキリと泣いてるのが解る数少ないシーンだけど、艦長だって人の子、クルーの前で涙を流すこともあるさ。


★二つのヴォイジャー

 顔を怪我してボロボロの艦長と、無傷でベッピンな艦長。艦長だらけの画面に釘付け(苦笑)。どっちも強情で、タフで、でもクルーを守ろうと必死で。ブラガの脚本だけど、このエピは好き。ラストで医療室(?)の艦長のところへ来たのがトゥヴォックと言うのも、この時期のヴォイジャーらしくていいわ。赤ちゃんを見るやさしい眼差し、スケキすぎる〜〜。


★ヴィディア人の協力

 残され組のヴォイジャーのシーンを飛ばして、第二の地球の2人を何度見たことか。制服を着て髪をタマネギに結った艦長が、少しずつごく普通の女性キャスリンに変化していくのが、着ている服でより鮮明になる感じ。最初は衿のあるウールで硬そうな生地のワンピース。子供みたいな明るい笑顔がラブリ〜。でもトゥヴォックから通信が入ると、さっと艦長の顔になってしまう。良くも悪くもこの責任感がヴォイジャーの旅を支えてるんだろうけど、悲しいなぁ。

 チャコティ作のバスタブでのんびりリラックス。なのに考えることはウイルスのこと。この時のチャコティのセリフで「とっくにシェルターに戻ってます」ってのがあるんだけど、最初は近くにいたの??。熱く語る艦長に、半分聞き流してる副長、2人のズレが印象的。勇猛果敢な艦長も無防備な入浴中は助けを呼ぶんだ(笑)。副長のアヤシ〜イ視線でバスタオル1枚姿に気が付いたのね。細い肩と乱れ髪の艦長、これを悩殺と言わずして何と言う。このときまで艦長は副長を男として見てなかったんだなぁ。前の話でマークへの変わらぬ思いを語ってるし、それが彼女の支えだからヨソ見しないのは解るけど。素肌を見られても平静を装う艦長、副長の忍耐力に合掌。

 入浴後と赤いワンピースを着てるシーンで、副長は「現実を見て、今を大切にしたい」と言うんだけど、本当のところは自分に心を開いて欲しいと言ってるんじゃないかな。ホレタハレタを抜きにしても、艦長の心は副長と向き合っていない。これは愛されないことより辛いと思う。大嵐の中、悲鳴をあげながらも縋りついてはこない人を、腕の中に抱いていた彼の心中は複雑だろうね。後半の武闘派かっとび艦長を見慣れてる私にすれば、副長の腕の中で嵐を逃れるってことだけでも、そこにいるのは艦長じゃなく「ただのキャスリン」だと思うけど。

 研究がパーになり、振り向いて「潮時かも」って言ったのが、常に彼女の後方支援をしてきた彼を受け入れた瞬間かもしれない。運命を受け入れることでようやく副長と向き合ったわけだ。グリーンの柔らかいパンツスーツで、穏やかに自分のことを話して安らいだ雰囲気。なのに「了解、艦長」と言われて一瞬こわばった表情。日替わりの衣装と多彩な表情。ヴォイジャー艦内では見られない艦長を堪能できるご馳走様なエピの中で、この期に及んでもまだ「艦長」を忘れたわけじゃないのが切ない・・・。

 そして夜、副長の指が髪に触れて、長い間忘れていたことを思い出したような、えもいわれぬ表情。お墨付きのマッサージの腕前に、誤解と妄想を招く艶かしい声を出して(爆)。指先から言葉や態度以上に副長の思いが伝わったのか、「この人、もしかして??」って初めて思ったのね。ヴォイジャー内ならともかく、2人きりで生活して何日も経ってるのに気付かないなんて、艦長らしからぬ鈍さだわ(苦笑)。でも気付いたところで、マークへの気持ちがすぐに消えるわけでもないだろうし、思い乱れて寝返りばかり。

 「2人の関係に取り決めを」と真剣な顔で切り出し、一応シールドを張ろうとする艦長に、「怒れる戦士」の伝説を語る副長。やっぱ愛の告白よね。愛だけじゃなく畏敬の念を持ってるところもポイント高い。「それは伝説なの?」と訊かれて見せた副長の最高の笑顔。これには艦長のシールドも消失。こぼれた涙と、おずおず伸ばした手を握り合うだけの控えめな表現だけど、濃ゆ〜いラブシーンより2人の絆が深くしっかりと結ばれたと感じる名シーン!!。

 最後に着ていたブルーのワンピース、身体の曲線を強調するように寝そべり(谷間も見えそう!)、トマトを植える。この星で生涯を過ごすことを受け入れたら、未来を考える気持ちが芽生えてきたのかな。この暮らしがずっと続けば、2人は自然な経過をたどって、分かち難い存在になったんだろうけど・・・。ヴォイジャーに転送される前、じっと見つめ合った視線で、2人は何を語り合ったんだろう。

 ラスト、ブリッジでテキパキと指示を出す艦長、第二の地球にいた時の子供っぽさとかキラキラした瞳とのギャップが切ないなあ。24世紀人の倫理観がどんなものか解らないけど、この後のエピ(特にHUNTERS)を見ていると、2人の仲が手を握る以上に進展はしてないようだ。でもこのエピで心が通じ合ったことで、時には対立しても信頼を揺るがすことなく旅を続けられるのかもしれない。


★ケイゾン総攻撃(前編)

 こら〜!!ケイゾンのバカちん!!よくも艦長を殴ったな!!許さん!!。1年以上も旅を続けてるヴォイジャーに付きまとって、ストーカーかいあんたらは!。そんなヒマがあったら水を作ってフロに入れ!!・・・いかんケイゾンが嫌いなもんで(爆)。前編はラストで乗っ取られたヴォイジャーが飛び去るのを見送る、涙目の艦長につきるな。


SEASON3

★ケイゾン総攻撃(後編)

 前々回のサバイバル生活では、下男(ごめん!副長ファンの方)にお世話されるレディだった艦長、制服を着るとイモ虫も手づかみ。やっぱ雄々しい艦長は爽快だ〜。でも火を起こせない副長には優しい。焚きつけのために手にした艦長の髪、初めて触れた時のことを思い出してる?。リーダーがこれほどの人なら、クルーもパニックにならず、団結して危機を乗り越えられるわけだ。赤ちゃん(まだ名前はないのね)とワイルドマン少尉に、気遣いを忘れないところもGOOD。でもこのエピはスーダーだよね。報われない英雄に合掌。


★伝説のミスター・カトー

 やっぱトゥヴォックと艦長は信頼しあってるんだな。余りいい出会いじゃなかったのにね。姿が見えないのをいいことに、興味津々でエクセルシオールのブリッジを歩き回る艦長がかわいい。太目のジャニス・ランドの制服を着て細身を強調したり(笑)。カーク船長は艦長にとっても特別なのね。作戦室でハリーに、ターボリフトでトゥヴォックに、2回もステキな笑顔を見られて、それだけでもGOODエピ。


★偽善者の楽園

 久しぶりの私服は白いパンツスーツ。とても清楚でお似合い。ケイトさんのイメージは黒なんだけど、艦長のイメージカラーは白よね。時々みかけるクルーの私服、24世紀の洋服事情は私の好みじゃないな。副長とかハリーは暑苦しい衣装なんだけど、まあ男前かな。ほんとにみんなすごく若いし、凛々しい。ベラナもかわいい。艦長の衣装だけはオシャレだからいいや。私服で髪を下ろすとやっぱ別人だわ。タマネギ頭もスキだけど、老けて見えるなぁ。TNGではクラッシャーとかトロイが髪を下ろしてるのに、ヴォイジャーじゃダメなの?。まあ、色っぽい髪型で「わかったわね!!」なんてすごんでも威厳がないか(苦笑)。艦長として部下に毅然と正論を述べて、でも人の情を忘れない。ベラナの心の問題はいつも副長がフォローするけど、艦長もベラナをいつも見守ってるんだな。お色気シーン、艦長で見たかったよー!!。相手は副長で・・・なんて言わないからさ(爆)。


★聖霊の怒り

 ケスを助けたい一心でワケワカメな儀式を受ける艦長。なにげに華奢なお背中なぞ見せて頂いたわ。監督のトム、よくやった(爆)。ブルー・グレーの美しい瞳も堪能。試練に耐えて頑張る艦長。何もできず異常に(苦笑)心配しながらモニターを見守る副長がツボ。他のどのクルーでも艦長は同じことをしただろうが、「ケスのため」ということが、このエピでは重要なんだと思う。よく分からないエピだけど、とてもスキ。


★29世紀からの警告

 20世紀の地球、まぶしい太陽の光の下で白いスーツ姿の艦長。だてに20世紀オタクやってないな、いい趣味してるねトム君。でも副長とトゥヴォックの服に、ちょっといぢわる入ってるけど(爆)。ローラースケートの女の子の足が艦長とソックリって、やっぱ「第二の地球」で見たの?。上陸中のくっつき具合、仕事なんだかデートしてんだか、鼻の下が伸びてるよ〜(爆)。ほんとに役得な副長だわ。

 ヴォイジャーで最も嫌いな身勝手男のスターリング。艦長と強気勝負に出るとはいい根性してるぞ。5世紀分のハンディがなければ負ける艦長じゃないのに!。なんか悔しい。ここから艦長の髪型がポニーテールに変わるんだけど、若く見えると言うか、雰囲気が明るくなったように感じる。


★レディQ

 私も結構こだわってるけど、Qもこだわってる?ピンクのナイティ。オープニング後にベッドに押し倒されてる艦長、きわどいスリットからのぞくのは生足よ(キャ〜)。お風呂で歌を歌ったとも言ってたわね。全知全能のスケベオヤジには困ったもんだわ(苦笑)。艦長の「私と寝たいと言ったのよ」って爆弾発言に、絶句する副長がお茶目。艦長がQを全く相手にしてないのが解ると、いきなり強気になるのもツボ。私室からの通信の時と、作戦室でのやり取りでの艦長のセリフのビミョ〜な間がいいわ。Qに艦長を奪われて、レディQに艦長を返せと掴みかかる彼、やっぱ愛よね。しつこく艦長をくどくQ。銃撃されて身体を張って助けてたけど、Qだとどさくさにまぎれて押し倒してギュ〜したとしか思えない(爆)。南北戦争時代の衣装がよく似合ってたから、気持ちは解らなくもないが。副長にこんな積極性はないけど少々ジェラシー??。そー言えばロングヘア時代で「極悪艦長」ってなかったよーな?。


★巨大ウイルス

 アヤシイ異星人とニーリックスのやりとりに、口を挟んで怒られる艦長が愉快。シャトルでニーリックスにコーヒーをサービスされてホっと一息。ヴォイジャーに戻れば、広い艦内を縦横に走り回り、ひたすら戦う艦長。上着を脱ぎ捨てタンクトップに!!。細身だけど筋肉質でグラマーで、いや〜いいもの拝ませて頂いて、ご機嫌なエピだわ、これ。テーマとかドラマ性とか科学考証とか、あさっての方向に吹っ飛んだ、別の映画かと思うようなはじけっぷりがサイコー!。最後はさすがの艦長もヨレヨレになるんだけどね。絵を描いてる艦長、別嬪度が高いぞ!!。


★密売人

 貿易ステーションの管理人と、最初に取り引き(?)をした時は穏やかに話していたのに、殺人の容疑で副長とトムが拘束されてからは雄々しさ爆発!。やっぱ怒りモードの艦長はお美しい。医療室でニーリックスと対面してビシビシ言うんだけど、根底にある信頼がそこはかとなく感じられる。


★ホログラムの反乱

 未知の天体現象に見とれてる艦長、顔が輝いてる。元科学士官らしい好奇心を見せるのは、ボーグ領域に入るまでかもしれないなぁ。ホロデッキのパーティーに出るのも。トロピカルなドレス、ステキだわ〜(笑)。なのにどーして全身を映さんのだ!!。もったいない!!。アロハ姿の副長と腕なんか組んでいい雰囲気。


★遠隔起源説

 ブリッジでフェイザーを構えて見えない敵を警戒する艦長、凛々しくてステキ。敵を追う副長に自分のフェイザーを投げるのが超カッコイイ!!。異星人のDNAから得た情報をホロデッキで再現するところ、科学士官上がりの艦長らしくて良いわ。圧倒的な科学力のヴォス人に捕らわれて、なすすべもないのにフェイザーライフルを構えて怯まない。艦長の出番はここまでなのが残念(苦笑)。


★生命体8472(前編)

 ダ・ヴィンチの工房で弟子入り志願。こんな静かなシーンがあったとは覚えて無なかったなぁ。昼間の工房は明るくて、艦長も穏やかないい表情。でも2回目にここに来たのは、ヴォイジャー最大の危機をどう乗り越えるか考えあぐねた時。ほの暗いロウソクの灯り、ゆれる影。艦長の孤独が映し出されてるみたい。そこから啓示を得たのも、孤独ゆえなんだと思うと悲しい。この後で副長と対立するんだけど、どちらの言い分が正しいのか・・・。

 ボーグにスキャンされるのを、かっと目を見開いて前を見つめてやり過ごす強い瞳。ヴォイジャー生き残り作戦を探りつつ、ピカード艦長たちの物まねをする艦長がお茶目。噴き出す寸前の副長も。作戦室での2人はいつになくいい雰囲気。でもねこの後の土砂降りは、見てるのが辛かった。

 DVDで見直して、大まかな流れしか覚えてなかったのが解ったが、2人が対立する場面の艦長、涙目になってるのに涙をこぼさず、副長にすがるでもなく、「私は独りなのね、結局」と言って静かに下がらせた。それはとても印象的だった。何も知らずに見たのに、艦長の報われない孤独をひしひしと感じた。このシーンを見ていなければ、おそらくヴォイジャーにはハマらなかったと思う。ましてジェインウェイ艦長に。


SEASON4

★生命体8472(後編)

 ボーグ相手でもひるまない艦長。頭を押さえつけられても言うことはキッチリ言う!!。トゥヴォックでさえ顔色が変わったのに素晴らしい勇気。重症を負い意識を落とされる前に「クルーを必ず故郷に連れて帰って」と、まるで遺言のような言葉を言った艦長、彼女の心にはそれしかないんだね。でも副長は答えなかった。

 医療室で、何故か服を着ずに寝かされてる艦長。この細い肩にヴォイジャーの運命と、クルーの命がかかってるんだなあ。とことん追い詰められた状況で、それでも地球へ帰る!。艦長の思いを副長はどう思ったんだろう。意識が戻って再び対立する2人だけど、どっちも頑固だわ。でも相手を完全に否定しない。やっぱ信頼しあってるんだね。

 敵地の中で「これは戦争よ」と宣言する艦長。迷いを振り切って覚悟を決めた艦長に、怖いものなんてない!。見ていて複雑な思いはあるんだけど、このセリフを言える艦長にはシビレるわ。ブリッジでセブン・オブ・ナインを後ろから見据える厳しい眼差し。「副長、サソリよ!」一発逆転の起死回生なセリフ!。裏で充分な布石を打ちつつ敵の懐に飛び込み、最善の手立てを瞬時に察知し、大胆に行動する。後期艦長の行動パターンはここで確立されたんだなぁ。

 全てが終わりダ・ヴィンチの工房で副長と話す艦長。ロウソクの光と影。どちらも一つでは存在しえない。2人のつかず離れずの関係を暗示してるのかな。でもね、見ていて歯がゆいわ、2人の「大人の関係」は(苦笑)。


★ケスとの別れ

 ケスに向ける艦長の優しく慈愛に満ちた眼差し。セブン・オブ・ナインに向ける内面まで見透かそうとするような厳しい眼差し。どちらも艦長の深い愛情がブルーグレーの瞳の中にある。大切にその成長を見守った3年間。素直で純真で好奇心旺盛、でも悪い意味での子供っぽさはなく、我が子のように慈しんだケスに別れを告げられ涙する艦長。このシーンの涙は演技じゃないような気がする。ケスのステキなお別れのGIFTにウルウルする艦長。このエピ大好き。


★名誉の日

 艦長の好意にズーズーしいぞ、カターティ!。ヘニョヘニョのくせに、我らが女王様にケンカ売るとは100年早いのよ!。それはともかく、人間に適応するのに苦労してるセブンの心の内を聞き、優しく笑顔を向ける艦長。元ボーグのセブンを警戒するクルーが大多数のこの時期に「信じるわ」と言い切る艦長、その男気に改めて惚れ惚れ。


★DNAに刻まれた悪夢

 ドクターにマッサージされてお顔がプルプル。オーバーワークで身体中が凝りまくり?ボキボキ鳴ってるのがおいたわしい。でもバスタオル(?)一枚でブリッジに行っちゃだめよ。目の保養をさせて頂いてうれしいけどね。4日間も眠れない強烈な頭痛だって!、麗しの艦長様に何をするんだヤツらは!。苦痛があっても仕事をしてる艦長に方が、爺さん自慢の2人より可哀想だ。美しい金褐色の髪がぼさぼさ、顔色も悪い。驚異の忍耐力も、クルーが目の前でなす術もなく死んでしまえば、ブチ切れるのも無理はない。でも笑っちゃったよ、ハリーの「生きてます」には。


★史上最大の殺戮ゲーム

 クリンゴンな艦長、声まで違うから最初は解らなかった(苦笑)。「ルコー・デ・リオンへようこそ」な艦長、白い燕尾服が似合いすぎ。余りのオトコマエさにクラクラ〜。こんなマダムがいたら男はみんな骨抜きだわ。1940年代風のクラシックな髪型に黄色いワンピースもステキ。黒ずくめのスパイルックもイカしてる〜!。さすがに艦長の衣装はどんな時でも吟味されてるよね。コスプレ大会はいいんだけど、エピとしてはイヤだなぁ。ヒロージェンって、バカちんケイゾンの次に嫌いなんだもーん。こんなヤツらにヴォイジャーをいいようにされたってのがそもそも許せーん!。


★宇宙を飛んだダ・ヴィンチ

 このエピでの艦長はカワイイのひとこと。冒頭のびしょ濡れシーン、川に落ちるところを是非とも見たかった。「水もしたたる・・・」なんてオヤジギャグが口を突いて出そうだったわ(爆)。艦隊の誓いとかクルーの安全を守るとか、普段の艦長業務やクルーから離れ、憧れの人と一緒にいるってんで、子供みたいなはじけた笑顔がとってもキュート。ついでに、私服のトゥヴォックもガッシリした肩が強調されて、すごくカッコイイ。結構ヤバいのに艦長はダ・ヴィンチ先生との珍道中を楽しんでるね。艦長が危機にある時の副長の俺様な指揮ぶりもNICE。


★人体を渡り歩く異星人

 エピとしてはイマイチなんだけど、異星人に乗っ取られた艦長の、悪人ぶりがサイコー。ブリッジではネコかぶってたのに、デルタフライヤーに乗ってからはほんど別人28号。「キミのベラナによろしく」な〜んて気障な物言いが激シブ。


★戦慄!オメガ破壊指令

 作戦室にこもって最悪の事態に言葉が出ない艦長に惚れ惚れと見入ってしまった。ドクターに見せた何ともいえない笑顔も。相変わらず無茶する艦長、いくら指令でも部下が簡単に艦長を見殺しにはしないって。まあ今回は副長の説得に、余り我を張らず従ったけど。ダ・ヴィンチ先生は消されてしまったけど(って言うか勝手に消すなセブン!)、彼の工房にいる艦長は優しげで穏やかでいいな。


★700年後の目撃者

 とにかく「極悪艦長」にシビレます。いつもより赤毛でショートカット、黒い手袋がイカしてます。フェイザーライフルを投げて渡すのが悪者ちっくでステキ。吹き替えも悪人っぽいけど、原語で聞くと声は優しげなのに迫力は倍増。ホンモノの艦長がお上品で物足りないくらい(^_^;)。


★裏切られたメッセージ

 赤いノースリーブ、乱れ髪もステキ。このエピでは険しい表情が多いんだけど、一筋縄では行かなかった4年の旅の集大成(?)、ハリーのように簡単に喜ばないのが切ないなぁ。


SEASON5

★遥かなるボーグの記憶

 艦長がセブンに向ける愛情。なんだか羨ましいような(^_^;)。初めて弱音を吐くセブンを静かに励まし、でも苦しむ彼女に集合体から切り離したことを悔いたり。副長のフォローで笑顔を見せたけど、何があっても自信を失わない艦長が、時おり見せる心の揺らぎ。幼児期で断ち切られたセブンの感情、その成長ぶりをじっと見守ってるけど、人間に戻ることを強いた決断の是非を、彼女の一挙手一投足の裏から透かして見てるんだろうな。セブンだけは他のクルーと違って、艦長が艦に乗せたわけだし。艦長の尋常じゃない心配ぶりがいとおしい。フェレンギのオッサンになったセブンに対するときの艦長、ラブリー〜よぉ。これのせいで可愛いセブンがひどい目に合ったのよ!!と半ばきれてる艦長の「粗大ゴミ」発言。これだからヴォイジャーを見るのは止められないわ(爆)。


★寄生生命体の恐怖

 長身の副長とトムの間に割って入り、激論を止める艦長の雄々しさよ。重大な決断をし「結果は全て責任を持つ」と言い切る艦長は、やはりヴォイジャーでは特別な存在なんだなね。艦長がいる限り副長がそんな決断をすることはないし、背負ってる責任が違う。副長は「正義」を振り回せるけど、艦長は時と場合によっては悪魔と友だち付き合いをすることもある。スタトレってさまざまな「違い」を対比させるエピが多いような気がする。荒れるベラナの様子を見に来た艦長の、とんでもない女王様ぶり(爆)。荒ぶるクリンゴンも二の句が次げなかったね。


★偽りの亡命者

 とにかく艦長の美しさと色っぽさにクラクラ。カシックに全く気を許してない厳しい顔なのに、別嬪度が異常に高い!!。食堂でも上着を脱いでグラマーなお身体を惜しげもなく見せて、カシックに第一種接近遭遇。ドキドキ(苦笑)。トラットの鼻パフパフを見てお茶目な笑顔、カシックに見せるにゃもったいない!。会議室で、通路で、客室で、シャトルベイで、どのシーンでもお美しい!!。カシックが本性を現してから、艦長席を盗られ副長席に座ってしおらしげな艦長。負けを認めてブリッジを去るカシックに向けた切ない表情までが艶かしい。どこがいつもと違うんだろ。アラクニア女王のフェロモンより効き目あり過ぎ。シンプルな制服姿で、髪型だってロングの頃みたいにバリエーションがあるわけでもない。それでいてオトコマエだったり美女ぶりも鮮やかだったりするのは何とも不思議だ。


★侵略されたホロデッキ

 艦長のコーヒー魔ぶり、お流石でございます。でも話くらい聞いてあげてよ。艦長の飲み残しのコーヒーを飲んでしまうニーリックスがお茶目。会議室で話してる艦長、半分あきれてる?。ヴォイジャーの危機なのに、全員が何故か余裕の表情。アラクニア女王は「ステキ」ですか、まさか自分がなるとは思わず(爆)。いや〜、余りの別人ぶりに何度リモコンのポーズボタンを押したことか。ヤバ過ぎるスリットからのぞく脚線美、階段を降りるときなんてオヤジ目線になっちまったぜ(苦笑)。玉座を指差す仕草、ケオティカの鼻をツンと触るところといい、もうノリノリ!!。吹き替えではケオティカが「家臣の言うこともきいてやらねば・・・」と言うのに女王様はアヤシイ笑顔で頷くんだけど、字幕では「無能な家臣を持つと苦労する」と言ってるんだよね。この辺りは艦長の本音が見え隠れするなぁ。色っぽいっていうより、婀娜っぽいっていうのかな、ヴォイジャーでこーゆーキャラは1人もいないよね。


★眩惑のカオス・スペース

 エピそのものはよく(いや全然?)判らないんだけど、副長と一緒のシーンでの艦長がひたすらお美しい。ワタシとしたことが、地上波で見たときは気付かなかったわ。彼を説得するのに、足を触り、手を握り、胸に手を起き、最後は顔。他にも二の腕掴んだり、副長が艦長を押し倒しそうになったり(ってか、艦長が後ずさりしてるだけだが)、J/Cじゃなくても妄想わきますって!。


★誰かが君に恋してる

 セブンにお小言を言いながら、久々に艦隊礼服でオメカシする艦長。まんま母と娘の会話なんだけど、いそいそしてる艦長がステキ。大事な階級章を落として、セブンに付けてもらうシーンが、何とも言えずいいわ(笑)。艦長の出番がこのシーンと転送室だけってのは不満だけど、礼服姿は好きだから許してあげよう。


★甦るジェインウェイ家の秘密

 艦長のご先祖様シャノン。ラフに結んだ髪にジーンズ。艦長のこんなお姿を拝見できるなんて幸せ〜と思ったら、それだけじゃなく、セーターにメガネとか寝乱れた髪もうっしっしだし、ヘンリーとディナーのシーンのお美しさにはため息が出てしまう。頑固者のヘンリー、見る目あるね!!。車の中で日誌を録音しながらヘンリーに対する思いが大きくなってくるのがよく解る。艦長よりちょっと乱暴でぶっきらぼうな話し方が、少しずつ素直になって。自分の居場所を見つけて、ヘンリーに向けた笑顔は何にも変えがたいよね。

 24世紀の艦長はシャノンの実像にショックを受けてスネてるのが可愛い。作戦室であ〜んな座り方して(笑)。副長にそんなラブリ〜な姿を見せるのなら、シャノンを見習って素直になれば??・・・なんてね(爆)。頬杖ついて宇宙空間をぼんやり見てる艦長が切ないな〜。


SEASON6

★ボーグの絆を求めて

 前回と打って変ってラブラブな艦長&副長。ツタが髪にからまったですって?もー好きにやってちょーだい(苦笑)。ケンカしたヤンチャ坊主たちにお説教したあと「・・・で、勝ったの?」。トム&ハリーが「もちろんコテンパンに!」と答えるのに「それは結構」とのたまう艦長がステキすぎ。難しい問題に悩むセブンにさりげないアドバイス。優しい表情、穏やかな笑顔。艦長って、頑固で強情なだけじゃなく、本当はこーゆー人なのよ!!。


★さまよえるクリンゴンの魂

 最初に出てきた艦長は、ベラナの臨死体験(?)の中なのよね?。「ラナ」って呼びかけが不思議だった。このエピではやっぱラストよね。「死者の船」から戻ったベラナが、心配そうに見守る艦長を抱きしめる。いいシーンだわ。トムと父の確執にベラナが立ち入れないように、ベラナと母の間にもトムは入れない。でも艦長は違う。後半シーズンで艦長とベラナのふれあいが余り描写されなくなったのが残念。T/P派には不評なラストだと思うけど、艦長は母なんだからね、ベラナにとっても。


★魂を探した男

 余りにも変貌したトゥヴォックに向ける優しい笑顔。内心では戸惑いも悲しみもあるだろうに。彼が作るデザートを試食する艦長がかわいい。


★亜空間制圧戦争

 怒ってる艦長もまたいいですなぁ。それに乱れ髪をプラスすると尚よし!!。科学ステーションで副長と内緒話。久しぶりに仁王立ち女王様な艦長。エピはあまり好きじゃないけど、艦長の見所が一杯だなぁ。


★愛しのフェア・ヘブン

 艦長好みの19世紀アイルランドの街で、ヤンチャ男3人にもったいないほどの笑顔を見せる艦長。夜にマイケルの店へ行き、ミルクティなんか飲んだりして。「負けるのが嫌?」なんてマイケルの挑発にしっかり乗って(苦笑)。輪投げも腕相撲もてんでダメ。でもすっごく楽しそう。医療室でもやたら明るい。ドクターの注文にイヤミで応戦するトムを無理矢理引っ張ってくのが愉快。副長じゃないけど「艦長が楽しければ私もうれしい」わ、ホントに(笑)。

 こっそりラボに侵入しマイケルのパラメータをいじいじ。「奥さんを削除」きゃ〜やってしまったわね(爆)。ドレスにタマネギ頭でデート中に、副長に目撃され照れる艦長がかわいいったら!。ブリッジで副長の誘導尋問に引っ掛かって墓穴を掘ったり。ほんとに前半の艦長は明るくて幸せそう。ダ・ヴィンチと空を飛んだ時以来かな、これほど笑顔が見られるのは。とはいえいくら自分の好みのタイプでも、結局は光子とフォースフィールドでできた人物。それに気付いたのが初めてのキスだというのが切ない。

 予備知識があったんでコメディだと思って見始めたのに、艦長の癒されない孤独が垣間見える、何となく胸が痛むエピだった。明るい表情が、重く苦しい表情に変わっていく。恋の嵐が去ってしまえば、残ったのは苦い思いだけ。どんな悩みや心の痛みも1人で耐えるしかない艦長。ドクターもいいこと言ってるんだけど、恋愛相手がいないから艦長はホロキャラにハマったんじゃないぞ。でもドクターに「懺悔」する艦長の狼狽ぶりが、そこはかとなくカワイかった。艦長マニアとしては「intimate relation」の真相を、是非とも知りたい(笑)。

 余談:艦長をいぢめる副長、最初は妬いてるのかと思った。笑顔なのに執拗だったから。でも何度か見て違うような気がしてきた。「心を開く相手はホロデッキに行かなくても、ここにいますよ」と言ってるような。詩集の意味を副長は解ってたわけだし。苦しい言い訳をしてた艦長が、「いいセン行ってるでしょ」から反応が変わったのも、副長の真意が解ったからじゃないかな。


★超進化惑星の煌き

 穏やかな笑顔が何より一番!!。エピもよかったわ。アルファ宇宙域ではこんな探査をするのよね。転送室でいきなりドクターにギューされる艦長がとってもラブリ〜。そーいやヴォイジャーのクルーで艦長をHUGした人ってほとんどいないような?。びっくりしてる艦長も可愛かったが、このシーンはドクターのお茶目さのほうが上だった(^_^;)。


★心に響く歌

 取って付けたような笑顔から渋面に、大魔人みたい。天体測定ラボでセブンとドク宛てのファンレターを見る艦長、なんか可愛い。セブンも珍しくお茶目な顔して。今回はいろいろな艦長の表情が楽しめる。怒ってる艦長、食堂ではまだ余裕って感じだけど、出て行くというドクターと言い合ったときはすごく真剣で、艦長としての責任感に溢れてすてき。ドクの最後の熱唱を聞いて涙したり、しおしおと艦長のもとに来たドクをそっけなくあしらった後で見せた笑顔。ドク・エピなのに艦長ウオッチの楽しみもいっぱいあって良かった!。


★虐殺の記憶

 天体測定ラボでミッションの確認をしてる艦長、ヘビーメイクの異星人に「ハンサム(はぁと)」だって。どこの星の人だぁ?あの幸運な紳士は(爆)。虐殺の記憶を追体験して、珍しく混乱した様子の艦長。乱れ髪がヤバい雰囲気。惑星に上陸して自然光をあびてる艦長、久しぶりじゃないかな。本当に体験してないとはえ、銃を撃たなくてよかった。言ってることも正当だったし。こーゆーエピだと艦長は批判されやすいからね。


★囚われのファイター

 休暇でどこかの星へ出かける艦長、お見送りの副長が妙に接近してる。2日間の休暇だというのにあれこれ指示を残して、本当に責任感が強いというか心配性というか(苦笑)。お任せくださいと言った副長が、格闘技観戦を優先するとは思わなかったのね(爆)。今回は鬼の居ぬ間のなんとやらで、艦長の出番はほとんどナシ。最後に最高のシチュエーションで助けに来たけどね。


★遺棄されたボーグ

 ボーグの子供に脅されても表情を変えない、相変わらず素晴らしい勇気。ちょっとコワイ赤ちゃんボーグを優しく抱っこしながら、とんでもなくシビアなことをのたまう艦長がツボっす。人手不足のブリッジで危機を切り抜ける策を探すのも良いわ。でもこのエピで最高なのはラスト、セブンを見る慈愛に満ちた艦長の表情。ボーグネタは怖いから余り好きじゃないんだけど、艦長がセブンに向ける愛情あふれる優しいお顔が見られるのがいい。


★フェア・ヘブンの反乱

 またまたコスプレ艦長。エンジ色のドレスに黒いショールが良くお似合い。夜にマイケルの店に来た時のグリーンのドレス、胸元がヤバい(爆)。あれで艦内を歩くなんてステキすぎ。ブリッジに現れたマイケルに驚く艦長。恋敵(?)が出現したせいか、露骨にイヤそうな顔をする副長がラブリー。そんな副長の顔を何度もチラチラと見て、マイケルと話す艦長がいいわ。フェア・ヘブンはもう出てこないけど、艦長のお楽しみが消されなくて良かった。


★帰らざる時

 ディナーシーンで久しぶりの私服、濃紺は珍しい。レプリケーターでどうやって作るのかナゾだけど、真っ黒コゲにしてしまう艦長、もしかしてすっごく器用なのかも。何にせよ勝負ディナー(?)の時は手料理は止めましょうね(爆)。銀河の反対側で何人もクルーを失って、それだけでも重いのに、死者から「どうして私だったの?」なんて問われても答えようがないよ。激しく攻撃されてもクルーを守るために耐える艦長がステキすぎ。


★苦悩するボーグチャイルド

 子供たちを見守る眼差し、イチェブの行く末と自分の過去に冷静でいられないセブンに向ける眼差し。このエピでの艦長の表情は優しさと愛情に溢れている。久しぶりにセブンと言い合うんだけど、そこにもずっと成長を見守ってきた余裕というか、信頼というか、懐の深さがうかがえる。今回のライティングはセブンにソフトフォーカスがかかってたみたいだし、もちろんセブンお当番エピなんだけど、艦長のお美しさも際立ってた。地上で自然光を浴びてる時なんてタメ息でるわ。最後はちょっとだけ女王様だったし、イチェブには気の毒だけど艦長の見所も満載で、いいエピだ〜。


★自立への旅

 艦長のクルーに対する責任感。頭下がるよ、まったく。セブンなんてホント子供だわ。7万光年、75年の距離を旅するのは同じでも、責任を背負う方と背負ってもらってる方では、これほど違うんだ。艦長が可哀想だなぁ。ハレンに思い切りイヤミ言われて、彼に見えないところでヤレヤレって顔はしても、ヤツには解んないんだろう。意識が戻っても痛いとか苦しいじゃなく先にクルーを心配するしさ。見守る副長に向けた笑顔。羊を見つけられてよかったね。


★宇宙詐欺師ダーラ

 寝起きでボサボサ頭、まだ半分寝てる?。鏡で顔を確かめるなんて珍しいシーンだわ。バスルームが映るのもね。ソニックシャワーのノイズに耳ふさいで、でもまだ目覚めきってないのか指示も動作もスローモー(爆)。今回の艦長は外交手腕が冴えてるね〜。と〜ってもソフトかつシタタカ、硬軟取り混ぜ相手を説得、懐柔。それはとっ捕まえたダーラを尋問した時にも言える。ついでにお得意の(?)ハッタリ炸裂!。自分はウソはつかないって言ったもんだから、トゥヴォックに大ウソつかせてさ。「思ったより背が低いのね」と言われてムッとしたのかもね?。コメディ系のエピは艦長の表情がクルクル変わるのがステキ。


★ヴォイジャーの神々

 本物の艦長、ほとんど出てこないよ〜(苦笑)。でも別嬪度は高かったなぁ。J/Cシーンだといつも以上にお美しいんだけど、今回はそれはフェイクの2人にお任せ。宇宙空間を見ながらため息つくなんて、まあ確かにベラナたちの危機なんだけど、艦長らしからぬアンニュイさが良いわ。


★帰ってきたケス

 エピについては何も言うまい。作戦室の艦長、いきなり怒ってる?。トゥヴォックを責めてるというか、難癖つけて、どうなってんの!?と思えば「ハッピー・バースデイ」ですか(笑)。レプリケーターに向かうから、てっきりコーヒーを出すんだと思った(苦笑)。ちょっと困った顔のトゥヴォックに向けた笑顔。余りの素敵さにクラクラ。ご丁寧に2回もあるんだから嬉しいぞ〜。あんな笑顔を向けるのはケスに対してだけだったなぁと思うと感慨深い。まあ怒りのケスに艦長が笑顔を見せなかったのは解るが。それにしてもケスを撃ったあとの艦長は見てられなかった。大抵のことは気にしないが、このシーンは見たくなかった。終わったことをとやかく言いたかないが、ブラガなんてキライだあ!!。ケイトさんを艦長に選んでくれた人だけど、バーマンもキライだあ!!。


★ジマーマン博士の屈辱

 これもエピについては、まあ何と言うか、こんなもんでしょ。バークレーがうざいのは毎度のこと。でも艦長っすよ。出番はほとんどないけど、ため息が出るほどお美しい!!。作戦室で副長と話す艦長、何となく甘えた感じ(笑)。わざわざ隣りに座りに行って一緒に画面を見るんだもん。2人でお昼ご飯食べて、2人で提督に返事を書くのね。あーもー好きにしてちょーだい(爆)。


★呪われた12デッキ

 レプリケーターにコケにされる艦長、ヴォイジャーに話し掛けるのがお茶目。ブリッジでは言うこと聞かないヴォイジャーに取り引きを持ちかけるし(苦笑)。駄々っ子生命体に振り回されて、乱れ髪で別嬪度は上がり、上着を脱いでグラマーなお身体を拝見し、ごちそうさまなエピだわ。わからんちんなのに言葉は冷静なコンピューターボイスと、激してる艦長とのやり取りは、笑っちゃいけないんだろうけど笑ってしまう。「殺しなさい!」なんて女王様の捨て台詞に「了解」と答えたときは「おいおい」とッツッコミ入れつつ爆笑。結局は艦長の迫力勝ちってところかな。


★聖域ユニマトリックス・ゼロ パート1

 いつもと少し髪型が違う艦長。第5シーズンっぽい感じですごくいい。ボーグ相手なのに妙に余裕がある?。クイーンにケンカ売るのは二度目ね。まあそんなこたぁど〜でもいい。とにかくJ/Cモード炸裂だわ。作戦室、通路、そしてブリッジ。2人が交わす会話の全てが信頼と友情、あるいは愛情がハンパじゃないと言っている。さすがメノスキー氏のラスト・エピ。いつも以上にお美しい艦長が、副長にだけ見せるしおらしさにクラクラ。ボーグ艦に乗り込む前、ブリッジでしっかり手を握り、視線はずっと離さないままでターボリフトへ。ボーグ艦へ行く艦長は使命感で高揚してるかもしれないけど、見送り、じっと待たなければならない副長は胃が痛む思いだろうな。

 後編を見ながら座談会をした声優さんたちが「ボーグの艦長、似合わない」とさんざん言ってたけど、似合う似合わないより先ずコワい。艦長マニアの私が敢えて言いましょう。艦長、コワすぎます!!!。


SEASON7

★聖域ユニマトリックス・ゼロ パート2

 艦長とクイーンの強情合戦か?。ギリギリで引き際を見極めた艦長の勝ちかな。心がないクイーンに勝ち目なんかあるわけないさ、フン。前回と違ってJ/Cシーンはなかったけど、ホロ映像で現れた艦長のナゾかけを、しっかり受け止めた副長。さすがです。愛だわ(笑)。セブンの恋愛ネタが絡んでるから仕方ないのかもしれないけど、ラストで副長にお見舞いに来て欲しかったなぁ。「カーペットはきれいになりましたよ」って言ってくれたらよかったのに。


★セブンの涙

 前回がボーグに同化されて怖すぎだった艦長。今回はイメージ回復!!。とっても別嬪度高いぞ〜(笑)。ボーグの子供たちを見送り寂しそうなセブンの肩を抱く艦長がいいっすねぇ。艦長のほうがセブンより小さいのが、私にとってはツボなのよね。エラソーで態度がでかいセブンに威厳では負けないしね。愛しいセブンのためなら、ボーグキューブにだって1人で行こうとする。それを止めるブリッジ3人衆も良かった。トムはせっかく直ったデルタフライヤーが惜しいのかもしれないけど。天体測定ラボでセブンに向けた笑顔。艦長の役に立てない自分を「失敗した」と言ったセブンにうるうるしながら「あなたを失いたくないの」て言うんだよ、すっげくウラヤマシイぞ〜。


★愛の危機

 レース参加に渋い顔の副長&トゥヴォック、艦長がアッサリ許可して何も言えないのが笑える。「必ず勝つこと」なんて仰る女王様、好きだなぁ(笑)。負けたときはすごく悔しそうだったし。今回は余り言葉をかわしてないけど、妙にくっ付いてる艦長&副長。トム&ベラナの愛が成就するエピで、コッソリJ/Cだって負けてないんだよん・・・と言ってるのかも(爆)。


★狙われたマキ

 エピとしてはスッキリしないんだけど、艦長、副長、トゥヴォック。この3人が妙に色っぽい(爆)。特にトゥヴォック。上着を脱いだ彼のガタイの良さ。拘束室でヒザを抱えてる時の長い足。なんか見とれてしまった。もちろん艦長も負けてないけどね。荒れるトゥヴォックを押さえようとしたときは、その接近度にビックリした。突き飛ばされて倒れる艦長もはかなげでGOOD。精神融合されてのけぞる副長、お決まりのセリフを言うトゥヴォックのクールさにも萌え萌え(苦笑)。でもさー、ワケワカメなベイジョー人のオヤジのせいで艦長かわいそうだよ。これまで積み重ねてきた信頼を一気に崩壊させられてさ。副長が洗脳されるとモロにヴォイジャーが危機に陥ってしまう。信頼を何よりも大切にする艦長としては、副長の反乱で受けた心の痛手はなかなか癒されないだろうな。


★正義のドクター・スピリット

 奪われたドクについての会議。艦長コワイよ。トゥヴォックにキツ〜イこと言って。フォローするニーリックスにも厳しい(苦笑)。まあ後のコメディがこれで生きるんだけどね。いつもならブリッジで艦長の後ろにはべってるのは副長なのに、今回はずっとトゥヴォックだから。デブでネクラ男が奥さんに逃げられたのを聞いたあたりから「いい加減にしてよ」って表情になるのが愉快。言いたいこと言う逃げた奥さんとのかみ合わない会話に、目をパチクリする艦長が超がつくほどお茶目。あげくに何を思ったかトゥヴォックの手を取って「間にあってるから」だって(爆)。原語直訳だと「彼はずっと前から私のオトコ」かな(笑)。のけぞるトゥヴォック。このシーンが一番の見所ね。とっ捕まえたガーを脅すトゥヴォック。艦長に認めてもらおうと?これも愛よね(違うか・・・)。


★セブンになったドクター

 出番少ないよー!。でも別嬪度は高かった(嬉)。異星人に攻撃されて、久しぶりに女王様な「外交」をする艦長。会話が少ないのを補うかのように、相手に何か言われるたびに副長を振り返るんだから(苦笑)。言い訳しなくても艦長のことは一番知ってるから、彼は。J/Cな描写は減ったかわりに、トゥヴォックを触りまくってるね、最近の艦長は。でもポン・ファー中はマズいのでは?。ガーの時みたいに手を握られたら、トゥヴォックでも艦長によろめいたりするのかな。最後はホロデッキでどうやって解消したのか知りたい私、ドクター以上の俗物かも(爆)。


★偽りのナイチンゲール

 古くはケスに。今ならセブンに向ける艦長の慈しみあふれる表情。ハリーに向けられたのは初めてかも。優秀なブリッジ士官でもヒヨッ子だった彼が、7年の旅で鍛えられ成長した。少佐に昇進はまだまだだと思うけど、思い切った任務を与える太っ腹な艦長の笑顔は悶絶モノ。今回も出番は少ないなー。


★裏切られたホログラム革命

 前編の艦長、とにかくと〜〜んでもなく女王様。初登場のころほど大きくないけど、それでも頭1つ分は艦長より大きいヒロージェンが、小柄な艦長に迫力負けしてるよ(嬉)。おまけに美人度高し!。作戦室でソファにもたれてるお姿なぞ後光が射してますね。「私に文句を言いに来たの?」とか、後編の「私を誰だと思ってるの」とか、マニアには痛快なんだけど、世間では批判されるんだろうなぁ。終わって何年もたつドラマの登場人物が批判されるのを心配するなんて、ホントに私は艦長信者だわ(爆)。時々初期シーズンのエピを見るけど、艦長マジで別人としか思えない。


★対決する時空

 J/Cモード炸裂エピ(笑)。艦長ファンだけどJ/Cじゃない私でも、煩悩を直撃されてしまったわ。やっぱ2人はと〜ってもお似合い。テロリストのチャコティがブリッジに現れて、有無を言わさず拘束室へと命じる艦長の艦隊スピリットに脱帽。次に未来から来たことを証明しろといわれた副長が、モリーとか楽器のことを言うと「作戦室へ」と連れて行く艦長がツボ。そこで強攻策に出るワイルドな副長。艦長を後ろから羽交い絞め。2人の密着度にクラクラ。状況から仕方がないけど、艦長の表情が硬いのが残念。初めて見るイチェブとナオミに優しい眼差しを向け、息を引き取るトゥヴォックの手を取り、貨物室にはボーグ・・・自分の艦なのにワケワカメ状態。でもヴォイジャーの運命を知っしまったのは辛いな。ここまでが希望にあふれ明るい雰囲気だから。

 リアル艦長は副長とのディナーの前にレプリケーターを壊して大ピンチ。だから料理は止めたほうがいいと言ったのに(爆)。胡座かいて座り込んでる艦長がプリティ。取っておきのリンゴ酒で乾杯しながら「レプリケーターが許してくれないの」なんて甘えたセリフ言っちゃったりして。ここで艦長が言い訳したのは「帰らざる時」でポットローストを焦がしたこと?。事件が終わって、食事のあとのくつろいだ2人。本当は一般論でいうところの「境界線」なんか、とっくに越えてるんじゃない??。


★母となる者の孤独

 艦長が出てこないよぉ(苦笑)。でもいいや。ベラナの葛藤の根源、分かり合えない母と、大好きなパパとの悲しい記憶。そりゃ辛いわ。よく今まで自分を見失わずに生きて来られたなと思う。ベラナがやろうとしたことは、親のエゴと簡単に切って捨てられるものではないし。親として子供に自分と同じ轍は踏ませたくない。生きることは苦労の連続だから、せめて生まれながらの重荷は背負わせたくない。それもよく判る。でもそれが本当に重荷なのかを決めるのは、やはり子供自身だと思う。この世に生を受けるか否かの選択権は子供にはない。だから決断する親がすべきことは、子供が「生まれてきてよかった」と言えるように、子供が持って生まれたもの全てを受け入れ、愛情を注いで育てることではないかな。

 意味は違うかもしれないけど、セブン本人の意思に反して集合体から切り離した艦長も、彼女の一挙手一投足に自分の決断の是非と、これで彼女が本当に幸せなのかを常に問い続けているのだと思う。だから艦長はセブンが「ありがとう」と言ったことを忘れないし(宇宙暦は間違えたけど)、何時の日かセブンが「これでよかったのだ」と言ってくれる日を待っている。


★宿命の殺人星人

 J/Cラブラブエピがあったすぐだから出番が少ないのかもしれないけど、副長!もう少し艦長のフォローをしてあげてよ!。死刑の片棒なんて誰だって担ぎたくないんだから、判りきったこと言ってないでさ。決断するのは副長じゃないのは判ってる。でもあれじゃ副長は職務怠慢よ!!。やっかいなお客サンの監視からセブンの心のケアまで、ホントに艦長、ご苦労様です。なんと言うか、こんなところにッツコミでも入れてないと、悲しくて見てられないエピだった。そっちは表レビューに書くとして、セブンと艦長。2人の関係が、第6シーズンあたりから変わってきた感じ。強がりは言うけどセブンは素直に自分の感情を現すようになったと思う。その相手が艦長しかいないことが問題なんだよね。他のキャラとは恋愛ネタでしか絡ませないから。そういったヴォイジャー後半の問題点が集約+倍増したのが最終回なんだとしたら、ある意味終始一貫してるわけだ。それはともかく、毅然と良識的に全ての決断を下した艦長と、セブンに語った艦長の言葉が全てだわ。それと松岡さんの吹き替えがとてもよかった。今回は原語を越えてたと思う。


★預言の子

 大量のクリンゴンに入っても負けない艦長。腰のきけたトムの決闘より迫力満点の艦長のフェイザー戦。百発百中の射撃のウデはともかくあの身のこなし、吹き替えじゃないのがすごい。最近の艦長、ベッピンだなぁ〜。


★略奪空間の怪人達

 乱れ髪の艦長、な〜〜んてお美しい。惚れ惚れするわ〜。6年前ヴォイジャーに拾われてから助けられっぱなしと言うニーリックスに向けた何ともいえない表情。お笑い担当で、ちょっとうっとーしいキャラだけど、ニーリックスって好きだなぁ。艦長の孤独を理解し、フォローできる数少ない人だからね。強気な表情、信念を持って毅然とした表情。このエピは艦長のお顔の変化が見もの。そして何より人間として大切なものを守り通したことも。「生きるためなら略奪もやむなし」という副長に、誰かツッコミ入れた?。今回は艦長のフォローをしていたけど、副長はやっぱり今しか見ない人なんだね。この違いが艦長が一線を越えようとしなかった原因かもしれない。


★人間改造惑星クアラ

 なんと言うか、恋するキャスリンのカワイさ。とにかく異様に(笑)別嬪度が高い。特に髪型!!。最初はバサバサなんだけど、ジャフェンと同棲し始めてからはきれいにブローして。解りやすい人だ(爆)。ピタピタのクアラの制服もよかったけど、私服もなかなか。スリットのあいたロングスカートを翻して、生き生きとした明るい表情。料理は相変わらずダメダメなのね。ディナーのあと毛布にくるまって「こんなにくつろいだのは初めて」という艦長が切ないよ〜。心の奥底に残ってたのは艦長の重圧か、チャコティの面影か・・・。ラブラブ同棲報告を聞かされた副長、どんな気がしたんだろ。トゥヴォック救出作戦もセブンの先導だし、どことなく頼りなげなキャスリン。行動開始後もね。ヴォイジャーのモニターに映る戸惑った表情。艦長と呼びかけられて「キャスリンと呼んでくれない?」なんて、いつもの艦長なら殺されたって言わないセリフだろーな。マジメに「了解」と答えたハリー、ほんとに君はイイヤツだ。

 私室を訪れたジャフェンに別れを告げる艦長。自分の幸せより艦長の責任を全うしようとするのが悲しい。フェア・ヘブンの時は相手がホログラムだと解ってるから、躊躇いながら恋に落ち、嵐が去った後に友人関係は残った。でも記憶操作されたクアラでは、躊躇も艦長としての自制心も何もない、素のままのキャスリンが恋に落ちたわけで、愛しながら別れる辛さはいかばかりか(泣)。ジャフェンを失う痛みは、マークを失った時より強いかもしれない。7万光年、75年の距離を隔てて、ある程度は覚悟していたマークの心変わり。それでも艦長はドクに薬を貰うほどの心の痛みを味わった。今度の別れがどれほど苦しいか。こぼれた大粒の涙。見てるのが辛い(号泣)。

 ターボリフトから艦長席へ。艦長としての日々に戻ることが自分の本当の人生。それがいつも死と隣り合わせで、重責と重圧に押しつぶされそうな毎日であっても。躊躇いから新たな決意へ。一言のセリフはなくても艦長の気持ちはよく解る。でもこの強さが悲し過ぎる。


★人への歩み

 J/Cじゃないせいか、イヤな感じはしなかった。それどころかメトロノームが効果的で、セブンの誰にも理解されない心の内が切なくて可愛そうだった。とはいえ、取って着けたような恋愛ネタはしっくり来ない。やっぱ不自然すぎる。頼りなくても副長はやはり艦長の後ろにはべってるのが自然だわ。滅多に見せない胸はすごかったけど、お色気度ってバストサイズと関係ないのね。


★断絶するQ

 イチェブの大マジメなカーク船長バンザイレポート、長すぎるのにうんざりする艦長がナイス。Qジュニアに艦内をいいように引っ掻き回されて、切れかけてるんだけど大人の対応ができるのはさすがだわ。艦長を新種のQの母に選んだのは正解よ、見る目だけはある。だからって艦長を「お母さん」扱いしないでよね。相変わらず、嫌がりながらもやり取りが面白い。艦長がお茶目な反応するからつけ上がるんだよヤツは(苦笑)。

 それにしてもQ、あなたはホントにやりすぎよ。7年間で艦長を押し倒した唯一の男とはいえ、いきなりちゅ〜するな!!。お風呂に侵入するな!!(爆)。余りイヤがってるように見えないけど。まあ、つかってるしかないか。しかし足の裏にKISSまで。ほんとQ、懲りないねぇ(^_^;)。今回のパパQの問題行動を副長が知ったらどうなるだろ(苦笑)。クアラの後だから腰ひけてるか(苦笑)。


★夢見るホログラム

 世の中じゃ艦長をわがままだとかジコチューとか言うけど、ドクターのほうがよっぽどわがままでジコチューよ!!。そんなドクターに艦長ってば優しすぎる!!。ホロプロのダーク艦長も、髪型がババくさい。ドクのセンス悪すぎ。でも本物の艦長、別嬪だったわ。


★終焉の星

 ここまで来て艦長の性格を分かってない脚本家がいるなんてイヤだなー。艦長は助けを求める人をあっさり見捨てたりしないって。ボーグだって助けた人なのに。大好きなヴォイジャーなのに、大枚はたいてDVD買ったのに、ラストシーズンなのに、どうして見返すのがイヤなエピばかり続くんだろう。


★帰り行く処

 パーティーでナオミと並んで立つ艦長、優しげでいいなぁ。交渉も慎重だし、艦隊の誓いを守りつつより良い方法を探るのもいい感じ。ヴォイジャーを降りるかどうか、悩むニーリックスに最高の提案。さすが艦長。ありがとうニーリックス。さよならニーリックス。


★偽りのクルー

 ケイトさん演ずる「ドクターが化けた艦長」、お見事だわ〜。ベラナと副長は余り感じなかったけど、艦長の演じ分けはさすがとしか言いようが無い!。デスクに足を乗せてモバイルエミッターをいじる艦長、なんか妙に色っぽい。仕草は男っぽいのに不思議。相変わらず乱れ髪になるとお美しい!!。


★道は星雲の彼方へ

 エピはともかくとして、艦長の・・・と言うかケイトさんの老けメイク、すっごいキレイでびっくり。ドクのセリフじゃないけど、あんなに品良く老けるのなら、歳を取るのも悪くないと思う。現在の艦長も声を出して笑うなんて何シーズンぶりかな?(苦笑)。「非常警報チリ」は私も食べたいぞ!もちろん艦長と一緒に(笑)。これで艦長は苦難の16年をすごさないのね?。こんなにアッサリと地球に戻って、副長はずっとセブンと付き合い続けるのかな。いつだって「今」しか見ない副長と、未来ばかりを見てる艦長が上手くいくとも思えないんだけど。「第二の地球」でハッキリした2人の違いは、7年の旅を通して歩み寄ることは無かったわけだし。ハッキリ言って、艦長の一大事であり、ヴォイジャーの命運がかかった大切な時に、中学生のような「恋愛ごっこ」にうつつを抜かす副長なんか艦長にはもったいない。ついでに言うとセブンも、今までのストイックなイメージを一気に粉砕するかのようなメロメロ具合が、なんか違和感ありまくり。提督の迫力に、艦長まで気おされてる感じだし・・・うーん(苦笑)。

 


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