Introduce Ms Youko Matsuoka

私がジェインウェイ艦長にハマった理由は、統率力や決断力など
彼女は私にはないものを多く持ってる人だからですが
もうひとつ大きな要因は、吹き替えの松岡洋子さんの「声」だと思います
ヴォイジャーを率いる艦長に相応しい、涼やかで凛とした声が本当に素敵です

ご本人についてはあまり詳しいことは判らないのですが
DVDやCDなどの音源をいくつか手に入れたので、感想などをUPしていこうと思っています

プロフィール

 81プロデュース所属。東京都出身。10月20日生まれ。デビューは1981年放送開始のアニメ「戦国魔神ゴーショーグン/真田ケン太」とされていますが、これ以前にも「機動戦士ガンダム」など、いくつかアニメに出演されているようです。

 代表作は「ゲゲゲの鬼太郎/鬼太郎」、「魔道王グランゾード/遥大地」、「新世紀GPXサイバーフォーミュラ/カール・リヒター・フォン・ランドル」でしょうか。声優データベースによると、少年の役が大半でした。大人の役では「バフィ・恋する十字架/ジョイス」、「ERX/アマンダ・リー」、ジェインウェイ艦長を意識してるらしい「七人のナナ/校長先生」。艦長の声をされてから大人の役が増えたような気がします。

 舞台経験も豊富なようです。と言うか、本当は女優さんというべきかも。声優の道に進むのに、Qでお馴染みの羽佐間道夫氏の後押しがあったと、あるインタビューで話されていました。だからヴォイジャーで最初に共演した「Q1、Q2」ではかなり緊張したそうです。ヴォイジャー第7シーズンDVDのオーディオコメンタリーで聞いた素のままの声は、艦長ボイスとそれほど変わらないと思います。話し方からは艦長と違って、穏やかでのんびりした方のような印象を受けました。しみじみと「風邪もひけないしねぇ」と仰ったのには笑いました。


ジェインウェイ艦長について

 対談を書き起こしたもの2本と、DVDのコメンタリーのコメントを元に、ヴォイジャーとジェインウェイ艦長について、松岡さんが感じたことを書いてみます。艦長とご自身とは共通点がほとんどなく、最初は不安もあったが、違うからこそ演技者として演じ甲斐があったとのことです。確かに艦長のような人はドラマの中でも少ないでしょうね。ボーグクイーンはセブンを「稀有」だと言いましたが、艦長こそ稀有です(笑)。

 最初にタマネギ頭の艦長を見て、かなり年齢が上の人だと思ったので、番組開始直後は比較的低い声にしていたそうです。チャコティより年長に見えたらしい(苦笑)。ヴォイジャーでの第一声「トム・パリスね」は、聞きなれた後期の艦長と違う、クールな言い方がとても印象的でした。艦長の年齢は公式サイトでも不明ですが、人物設定をした方の著書によるとチャコティの方が6歳上で、演じるロバート・ベルトランさんはケイト・マルグルーさんより3歳くらい上です。ちなみにケイトさんより、松岡さんの方が1歳年上です。

 テクノバブルといわれるスタトレ独特のカタカナ語や、膨大なセリフの量に、吹き替え作業中はとにかく大変だったようです。ドクターもすごいですけど、艦長は全話に出番があってしゃべりまくってますからねぇ。

 印象に残ったエピは「限界速度ワープ10」。尋ねられる度にこれを上げるそうですが、そりゃそーでしょーとも。キョーレツさではヴォイジャーで一番でしょう。あとは一人二役で、どっちがどっちだか判らなくなるくらい大変だった「二つのヴォイジャー」。何を見て思われたのか、艦長は「浮気っぽい」と仰ってました。J/Cの一方の当事者のチャコティ評は、「案外、やられるときに弱いのよ」だそうです(笑)。


戦国魔神ゴーショーグン/真田ケン太

 公式のデビュー作。10歳の少年で、実は彼が主人公。超エネルギー(でしたっけ?)のビムラーを開発した真田博士の遺児。彼はビムラーの秘密を、自分では知らずに受け継いでいます。だからサバラス率いるグッドサンダーで保護されているわけです。

 ビムラーを狙う悪の結社「ドクーガ」の3人の高官のうちヤッターラ・カットナル、スーグニ・ケルナグールはよくいるタイプですが、レオナルド・メディチ・ブンドル長官は強烈です。オトコマエで衣装は白いマント、金髪をサラリとかきあげ、決めゼリフは「美しい!」。バラとワインがよく似合うキザな男。少なくともケン太より主役に見える、と言うか悪役なのに主役を食ってます(苦笑)。レミーに気があるようで、とんでもないシーンのセル画を見たことがあります。

 メカを愛し、メカは友だちさと言うナイーブさと、子供らしいヤンチャさを持った、でも普通の少年なのかなぁ。声はいわゆるキャラボイスで、ほんとに元気な男の子という感じです。テレビで見たとき印象に残った、彼がゴーショーグンに乗る話が入ったDVDを見つけ、買ってしまいました。挿入歌も歌っていますが、ケン太の声だそうです。


新世紀GPXサイバーフォーミュラ/カール・リヒター・フォン・ランドル

 中古ショップで貰った350円の金券で、「11/ダブル・ワン」のビデオを1本ゲットしたのがランドルとの出会いでした。実はまだ半分しか見てませんが(笑)。テレビ版とOVA版が4シリーズほどあります。シリーズに関連したドラマ編のCDもかなり出ているようです。ジャケットのバラを持ってるランドルに魅かれて1枚だけ買いました。

 ランドルはオーストリア貴族の末裔で、大金持ちのお坊ちゃま。金髪をかきあげ、ヴァイオリンを弾き、バラと紅茶が必須アイテム。見るからにキザで高慢ちきでイヤなヤツ(爆)。シリーズが進むとお笑い担当になるようですが。ゴーショーグンのブンドル長官が、丁度こんなキャラですね(笑)。艦長と違って紅茶派。バラが好きなのは一緒です。「フロイラインあすか」のセリフと、いつでもどこでもティータイムがお坊ちゃま流。

 CDの初期のミニドラマではクールでイヤミなトークとか、子供っぽく「決闘だぁ!!」と叫んだりとか、なかなか愉快な松岡ボイスを楽しめます。歌からはナイーブで繊細な少年だと感じるのですが。金髪の美少年だし(笑)。他の男性キャラは全て男性が声を当てていますが、その中に女声の少年がいても、キャラがキャラだけに全く違和感はありません。ケン太など他の少年の声と比べると、低めの声かと思います。ご本人によると「タカラヅカ系」ということですが、「SAGA」編のミニドラマの声は、男とも女とも言えない中性的感じで、不思議な妖しい(?)魅力があります。シリーズの最後では20歳を越えるようですが、声はずっと松岡さんのままみたいです。


ワンピース/謎の美女・アルビダ

 第1話でとんでもなくキョ〜レツなオバサン海賊「金棒のアルビダ」で登場。このときの声はつぶしているので、知らずに聞いたら気付かなかったでしょう。そのあと45話くらいで絶世の美女になって再登場。余りの美しさに周り中の目がハートに(笑)。スベスベの実を食べてスベスベのお肌になり、あらゆる攻撃をかわせるようになったのですが、海軍に捕まりました。その後の展開は知らないのですが、また出てくるのでしょうか?。

 声は艦長よりも明るく、高いですね。ちょっと蓮っ葉で、アラクニアよりずっとずっと色っぽくていい感じ。1話ではアルビダの恐ろしさに縮み上がっていた下っ端たちが、変身した超美人の姐さんの命令には唯々諾々と従うのも、さもありなん。「お前たち!この海で一番美しいものは何だい?」・・・間違いなくアルビダ姐さんです(爆)。ジェインウェイ艦長を除けば、この声が一番スキです。


トラップ一家物語/ヴェルナー・トラップ

 世界名作劇場に出演されていたとは、知りませんでした。この物語は「サウンド・オブ・ミュージック」なんですよね。ヴェルナーの声は、元気だけど悪ガキじゃなく、優等生っぽい子という感じです。1年分を90分にまとめた総集編を見ただけなので、それほど声が聞けるわけではありませんが、歌ってます。マリア先生と7人きょうだいの合唱なので、さすがに聞き分けは難しいです(苦笑)。ご本人によると、キャラボイスではハーモニーにならないので、合唱の際は自分の声で歌っていたそうです。確かにきれいな「女声合唱」に聞こえます。

 余談ですが、ヴェルナーの父、トラップ大佐の声を当てていたのが堀勝之祐さん。第5シーズンの「甦るジェインウェイ家の秘密」で、ヘンリー・ジェインウェイの声をされています。父親と息子を演じた2人が、別の番組では恋人の役を演じる。なんだか不思議な気がします。


びっくりか/メチャモン

 小学4年の理科の教育テレビ番組。悪魔みたいな上がり目のCGキャラ。生意気で態度が非常にエラソー(爆)。ランドルなど、少年の声を知らない時期に初めて聞いたので、艦長との違いに驚きました。この番組ではニーリックスの長島雄一さんと共演されてます。


名探偵コナン/柴田恭子

 35歳くらいの人妻の役ですが、アルビダのようにデフォルメされたキャラよりずっとアニメっぽい声と話し方ですね。被害者の妻なのでセリフはそこそこありますが、あまりこれと言って印象には残りませんでした。本放送では気付かず再放送の時に「あれ?」と思ったくらいですから。


七人のナナ/校長先生

 どこかのサイトでまんまジェインウェイ艦長だと書いてあるのを読んで、是非見て見たいものだと思っていました。で見てみると、ホントーに艦長でした(爆)。右手を上げて会話をさえぎったり、人差し指を立てたり、腕を組んだり。声ももちろん!!。レギュラーの教頭先生がおいしい所を持っていきましたが、決断力と相手に有無を言わさぬ押しの強さも艦長レベル。どうせなら顔も似ていたらよかったのに。モブ・シーンでも1箇所、声が聞こえました。クレジットでは「古都中校長」と出てました。古都中は学校の名前?それとも苗字?。


ヒカルの碁/越智康介

 キノコ頭にまん丸メガネの少年。囲碁の才能はあるようですが、プライドが高く、なんと言うかかわいげがない。主人公の一番のライバルでもなく、遥かに強いわけでもない。だからこんなキャラになってしまうのでしょうか。まあ勝負の世界を生きるのに気弱なヘナヘナ君ではね(苦笑)。他の少年役の声とは結構違った印象で、知らずに聞いたら気付かなかったかもしれません。


NHKスペシャルなど

 松岡さんだけではなく、ヴォイジャーで耳になじんだ方の声をよく聞きます。クレジットされないので聞き分けるしかないのですが。最近アニメにはあまり出ておられないようなので、NHKでしか聞かれないのが悲しいです。大人ボイスもいいですけど、少年の声もいいですからね。


ヴォーカル編/新世紀GPXサイバーフォーミュラ

 レンタルショップでサイバーフォーミュラのCDを見付けました。サントラではなく、各キャラが1曲ずつ歌っているもので、ランドルこと松岡さんの歌もありました。それからネットで調べてみると、サントラ盤を含めかなりの枚数のCDがHITしました。どれも初版は10年以上前なので普通のCDショップでは買えませんでしたが、何と家の近くの○ック○フに10枚近くありました。それも1枚250円(笑)。結局、地元で4枚、秋葉原で1枚、大阪のでんでんタウンで2枚ゲット。どうしても見つからなかった残り1枚は、ネット・オークションで連戦連敗の末にようやく手にしました。これでランドルのヴォーカルCDはコンプリート!!(嬉)。REVIEWは聴いた順で発売順ではありませんが、2曲目からソロは正しく並んでいるようです。CDにはヒロイン始め女性キャラのヴォーカルも入っています。歌の内容や巧拙はともかく、彼女たちよりランドルの方が遥かに艶っぽいのはなぜ(苦笑)。どの曲も好きですけど敢えて1曲を選ぶとしたら、お坊ちゃまの1人ボケ・ツッコミが楽しい「愛のせいさ」でしょうか(笑)。

★君の瞳はドナウの輝き

 「SONG FOR WINNERS1」収録。初めて聞いた歌がこれです。とてもお上手なのに驚きました。艶のある伸びやかな声、確かな音程や、発声のしかたなどから、声楽のたしなみがおありかと思いました。声はランドルの声と言うより、素に近い女性の声といった感じですね。キーが高いからでしょうか。歌詞はいかにも「ランドル」らしい(苦笑)。彼以外には歌えないでしょう。ってゆーか、ほんとに男の人が歌ったら笑っちゃいます。蛇足ですが、実際のドナウ河は、美しくも青くもない、茶色の帯のような河だそうです。

★恋をトランジット

 「ヴォーカルコレクションT」収録。ランドルのデビュー曲(笑)。優しく丁寧な歌い方ですが、上の曲よりは男の子っぽい感じがします。少し低めの声がきれい。ハモり部分の柔らかい歌い方も、とても素敵。この声が最も艦長に似ていると思います。愛を探して独りで旅に出る。見知らぬエアポートで君のことを思う・・・。恋に恋するような、純情な年頃なんでしょうね。気恥ずかしい歌詞も、聞くとフツーに耳に入ってきます。曲の終わり、ハミングで出す高音が、少年とは思えない色っぽさ(笑)。

★LOVE SONG FOREVER

 曲の間にミニドラマが挟まった「麗VIEWU」収録。自家用(?)ジェット機で会場にやって来て、いきなり歌い始めるランドルお坊ちゃま。声のせいか男の子だけど女王様って感じ(爆)。下手な人のスローバラードは聞けたもんじゃありませんが、これは一聴の価値アリ!!です。オーケストラっぽいアレンジに乗って、気持ちよく歌ってますね。地声と裏声の切り替えも実に見事。曲のあとで「僕の歌に聞き惚れて拍手もない」とのたまってますが、最大級の拍手とブラボーを贈ります。

★明日へのライセンス

 「ヴォーカルコレクションU」収録。これはラブソングではなく、勝負の世界に生きるレーサー・ランドルの、少年らしいまっすぐな気持ちを歌ってます。ほんとーに歌ってる時と、ドラマでのキャラは別人ですね。ハモりがご本人じゃないのが残念。「負けず嫌いの僕だから」というところが、彼らしくてなんだかとても可愛いです(笑)。

★WINNERS

 「麗VIEWU」収録。キャラクター全員の合唱で、少しずつソロがあります。ノリのいい曲で好きですね。アンサンブルがビミョ〜にバラけているのはご愛嬌。そのおかげで松岡さんの声を聞き分けられますから。これはテレビシリーズのエンディングテーマだそうです。

★BELIEVE IN LOVE

 「ヴォーカルコレクションU」収録。これも全員の合唱です。曲の最後あたり、限りなくアカペラに近いソロ。さすが実力者。音が低めなので、他の歌とは違って大人の雰囲気です。

★TRY SO HARD

 「THE 宴会」収録。コンセプトはキャラ総出演の忘年会だそうです。そのせいか、コミカルな歌が多いアルバムですが、ランドルはやっぱりランドル(笑)。自分の世界をしっかり歌ってるのはさすがです。歌ったあとに次の人を紹介するセリフも、相変わらずキザでイヤミったらしい。「全てを捨てた時に強くなる」は、レースにかける彼の強い思いが伝わってきます。曲調がタイトル通りハードなので、歌い方も聴いた中では一番パンチが効いてます。

★DANCING ON THE MOON

 「THE 宴会」収録。恒例の全員の合唱。アレンジに時代を感じます(苦笑)。人数が多いせいか、アンサンブルがかなりバラバラで、ノリも悪い感じ。WINNERSと違って、松岡さんの声はほとんど聞き分けられなかった(泣)。脇キャラの中でもランドルは登場回数が少ないのか、どの曲もソロがあまり目立ちませんね。一番上手いんだけど。

★EVERYDAY EVERYNIGHT

 「ヴォーカルコレクションV」収録。他の曲とはガラリと印象が違います。厚めのバッキング・コーラスを従え、伸び伸び気持ちよさそうに歌うランドルお坊ちゃま。浴びてるスポットライトまで見えそうな(笑)。でも「プライドより大切なものを教えてくれた」に、彼の成長が伺えます。最後の美しいアカペラのハーモニーは聴きモノです!。フェイドアウトがアッサリしすぎなのが残念。歌詞は最後まで普通に歌って、リピートして消えていけばいいのに。

★愛のせいさ

 「SINGLES」収録。元々はシングルCD(それも8センチ!)で、各キャラが1枚ずつリリース。私が買ったのは全曲まとめて収録したアルバムです。ホワイトデーの前日、彼女に贈る流行りの指輪を買うために並ぶ男たち。どうしてだか判らない。一緒に並ぶにはプライドが許さないけど、ちょっぴり羨ましい?。素直じゃないランドルの心の揺らぎが「愛のせいさ・・・そうかな」と、言葉を変えながら何度もリフレイン。ここの所、好きです。ジャケットを見ると随分大人っぽくなったお坊ちゃま、頬に傷があるんですけど何故?。

★君だけを見ている

 「SINGLES」収録。「愛のせいさ」のカップリング。ランドルの歌に出てくる「君」とは、抽象的な意味での女性ではなく、あすかのことなんですね。このCDを買った時にテレビシリーズのMOOKを一緒に買って、ようやくストーリーと人物の相関関係がわかりました(苦笑)。だからいつも届かない思いを歌うんですね、彼は。これを歌ってるランドルは17歳?。これまでの歌と違って、既に愛される希望がなくなっているような・・・。「君の微笑みが僕の勇気、君の悲しみは僕の涙」、見つめるだけで報われない切ない恋は、まだ愛し愛され満たされることを知らない少年だからこそできるのかもしれませんね。とはいえ悲しい恋の歌を松岡さん、実に色っぽ〜く歌ってます(笑)。

★WINNERS

 「MEMORIES」収録。キャラクター全員の合唱、別バージョンです。2人ずつ短いフレーズを歌い、ソロはないです。でも・・・これは「麗VIEWU」のミキシングと、キャラのデュオ部分の組み合わせを変えただけで、音源は同じだと思うんですけど??。

★LOVE MOTION

 「THE 雷舞」収録。と言ってもランドルの歌ではありません。ライブに乱入し、ミスあすか(フロイラインじゃないのね)のためヴァイオリンを弾くだけです。ちなみにヴァイオリン演奏は、私の好きな中西俊博さんです。

★PROUDLY

 「INSPIREU」収録。今まで聴いた中で一番ハイトーン。でもすごくキレイでビックリしました。結構キツイ高さだと思うのですが、言葉がクリアに聞こえるのも驚きです。相変わらず色っぽいし。これはもはや少年の歌唱じゃない(笑)。探しまくった甲斐がありました。それにしても、これほどの愛を捧げても届かないとは・・・。あすかとは合わないと声を大にして言ってあげたい(爆)。歌のあと、グレイスンとのミニドラマがあります。それでの声は落ち着きのある低い声で、「決闘だぁ!」と叫んでいたミドルティーンの頃のイヤミっぽさは消え、すっかり大人になった感じです。でもあのプライド、あの気性、お坊ちゃまの花嫁探しは前途多難でしょうねぇ。ジャケットの金髪の少年がランドルだったとは、実物を見るまで気付きませんでした。歌詞の横の、悲しい顔をした天使のイラストも彼なのかな?。


ヴォーカル編/トラップ一家物語

 基本的には7人きょうだいとマリア先生による合唱です。声優さんは全員女性ですが、キャラの声からするとハモりの低音部は長男のルーペルトと次男のヴェルナー(松岡さん)だと思います。DVDでは余り聞き分けられませんでしたが、ランドルの歌を何曲も聴いたおかげで、パートが別れているときの声は判りました。斉唱の曲でもそれらしい声が聞こえる部分はあります。文字で「この声!」と言い表せないのが残念です。

★のん気な月曜日

 各曜日を1人ずつ歌っています。ヴェルナーは水曜日。ソロなのでヴェルナーの声です。子供っぽく歌っているのですが、やはり上手いですね。「もうお金がないよ」のところが、本当に困ってるようで微笑ましい。もう一つのテイクでは、ルーペルトとヴェルナーの楽しそうな笑い声で始まり、そのまま1番(月曜日)を2人で歌います。

★虹色の子守唄

 虹は七色、だからこれもソロです。ヴェルナーは3番の黄色。長い音符が出てくると、子供なのに軽くヴァイブレーションがかかってますね(笑)。青色のマルティナと紫色のアガーテがすごく可愛い。この曲は番組のオリジナルでしょうか、もの悲しい歌です。

★きよしこの夜

 どの声優さんも合唱では子供の声ではなく普通に歌っているようですが、素直な声の出し方で、ハーモニーがとてもれいです。松岡さんは低音部だと思います。全体的にヴァイオリン(?)のピッチがズレているのが聞きづらい。

★山のごちそう

 小学校で歌いましたね、懐かしいです。これは斉唱なので判りませんでした。敢えて言うなら「ホルディア」のところで、アタックが強めで、グリッサンドぎみに少し下の音程から入る声がそうかという感じ。

★別れ

 故郷オーストリアを離れ、アメリカに渡る船の甲板で歌うシーンは感動的でした。これも斉唱なので判別不能。

★あらののはてに

 これが「グロ〜〜〜リア」だったのですね(苦笑)。タイトルと前半はウロ覚えと言うか、はっきり言って忘れてました。これも低音部ですね、ハモりになると何となく判ります。斉唱の部分はともかく「グローリア」は、それぞれの音をマルカートっぽく、一息で歌ってる人がそうだと思います。

★野ばら(シューベルト)

 1番の斉唱は全員でしょうか。1人だけ裏声でヴァイブレーションが利いた人がいるのですが、声は違うような気がします。2番の二部合唱は一番判りやすい。低音部はほとんど松岡さんの声です。これもハーモニーがとてもきれい。


ヴォーカル編/その他

 まだ手に入れてないCDを一応ご紹介します。オークションでは見かけたこともあるのですが、できればショップで見つけたいと思ってるので、GETするのは何時になることやら(苦笑)。どれも廃盤ですからねぇ。

★GINGIN星の子(戦国魔神ゴーショーグン)おそらく松岡さんのデビューCD(レコード?)。

★だから正義は勝つ!(魔道王グランゾート)これは主役2人のデュエットだそうです。

 この他にも古くは「ロボット8っちゃん」のテーマを歌ってらっしゃるようですが、音源がレコードだとCD化されないと見つけても聞けませんしね。あとは教育テレビの番組の挿入歌(テーマ?)、「ゲゲゲの鬼太郎」の歌が数曲あるようです。まだちゃんと確認してないので、探せるようにリストを作ろうと思います。

 


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